第33回全日本テコンドー選手権大会特集第3弾は船水健二師範へのインタビューです。
今大会、トゥル・マッソギW優勝。最優秀選手賞と最高の結果を残した船水健二師範に今大会や今後の目標についてお話を聞きました。

ホンチョン君

トゥル・マッソギW優勝。そして、最優秀選手賞の受賞おめでとうございます。
このような最優秀選手賞の受賞は久しぶりだったと思いますが、受賞が決まった時の率直な気持ちをお聞かせください。

船水健二師範

最優秀選手賞の受賞が決まった時は本当に嬉しかったです。しかし、それ以上にたくさんの方の支えや応援があってこその結果でしたので、そのような方たちへの感謝の気持ちでいっぱいでした。

ホンチョン君

周りの方への感謝の気持ちが嬉しさを上回ることが船水健二師範の人柄を表していると思います。
今回の全日本大会に向けてどのように準備をされてきたんですか。

船水健二師範

今回の全日本大会ではコロナ禍のため、練習時間や練習場所を十分に確保できる選手が少なかったのではないかと思います。
私も同じ状況でしたが、逆にこれは稽古量で他の選手に差をつけられるチャンスだと思い、様々な制限でつらい部分もありましたが、自分にムチ打って稽古に取り組むことができました。
また、今回の大会では自分の稽古生と一緒に全日本に向けて練習をし、共に出場する事がとても励みになりました。

ホンチョン君

自分が教えた稽古生が黒帯になり一緒に全日本の舞台に立てるのはかけがえのない経験ですね。
コロナ禍の中の大会というお話がありましたが、コロナ禍の全日本で感じたことはありましたか?

船水健二師範

正直なところ、本当に大会が開催されるのかという心配はありました。
ただ、結果的にこの難しい状況の中でに全日本大会を開催して頂いた実行委員の方々、審判、スタッフの皆様には本当に感謝しかないです。
少しでも早くコロナが収束して安心して試合が行われるようになってほしいと思いますし、稽古生をはじめ多くの方が試合会場に足を運べるようになってほしいと思います。

ホンチョン君

来年の全日本大会では、多くの方が会場に来て大会が盛り上がると良いですね!
さて、来年の大会の話が出ましたが、船水健二師範の次の目標を教えてください。

船水健二師範

今回の大会では優勝する事が出来ましたが、自分自身もっと成長出来ると思いますし、まだまだ足りない部分や自身の課題が見つかったので、来年はより強くなって優勝したいと思います。
また、選手として結果を残す事以上に自分が指導している稽古生が活躍し、優勝出来るように日々、指導していきたいと思っています!

ホンチョン君

それでは、最後にテコンドーを修練している全ての稽古生にメッセージをお願いします!

船水健二師範

私は今回の全日本大会で優勝する事が出来ましたが、大会に勝つ事が全てではなく、それに向かって頑張ったり努力する事、また日々の稽古の積み重ねがとても大事です。
大会に限らず、ぜひ、色んな目標を持って日々の稽古を頑張ってほしいと思います!
そして、長くテコンドーを楽しんでください!

ホンチョン君

船水健二師範、ありがとうございました!