鈴鹿道場で指導にあたりながら、自身の稽古も続ける金 和 主師範が、この度、5段への昇段を果たされました!
指導者という立場にありながら、年齢による体力の変化や難易度の高いトゥル(型)という大きな壁にどう立ち向かったのか。
新たに5段を取得された金 和 主師範にインタビューを行いました。


5段への昇段、本当におめでとうございます!
まずは、今回5段への昇段を目指そうと思ったきっかけを教えてください。

稽古生達に常々チャレンジすることの大切さを説いているので、自分で実践する必要があるためです。

指導者自らが「挑戦する背中」を見せる姿勢、本当に素晴らしいです!
5段という高段位の取得までには計り知れない苦労があったかと思います。
一番つらかったことや、乗り越えた壁は何でしたか?

4段のトゥルが難易度が高く、体力的に下降していく時期にあたるので自分のトレーニングメニューを全て見直して計画的に準備ができました。
自分は全てのことで人より劣って何もできないという前提でいるので、できないことができるようになる過程を楽しみながら取り組めました。

「自分は何もできない」という謙虚な前提に立ち、その過程を楽しめるのは、長年テコンドーと真摯に向き合ってきたからこその強みだと強く感じます。
今回5段に昇段して、ご自身の中で一番変わったと思うことは何ですか?

”無知の知”という意味を知って、できないということを肯定的に捉えてコツコツと計画をたて、その過程を楽しめるポジティブな人間になれたと思います。


ソクラテスの「無知の知」ですね!
「できない自分」に目を背けたり否定したりするのではなく、むしろ肯定的に受け入れて成長のスタートラインにする。その心境の変化が昇段を後押ししたものと思います!
最後に、これから昇段を目指す道場生たちへメッセージをお願いします。

できないということを楽しんでもらいたいです。
難しいからとなんでも放棄する人間ではなく、しっかりチャレンジして、どうすればできないことができるようになるか考えて取り組んでください。
とても楽しい過程ですし、できなかったことができるようになる達成感を味わって欲しいです。
結果として色々なことに繋がり、楽しく深みのある人生になると思います。

