第32回全日本テコンドー選手権大会に出場した選手たちの大会感想を掲載します。
ジュニア選手の大会を通しての成長の様子や、シニア選手の大会への想い等をご覧ください。
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2段トゥル(シニア男子)

李 賢 勇2段

大会を通じて感じたこと

今大会はコロナウイルス感染症がどうなるか分からない中で開催することが出来たことに感謝の気持ちを改めて持つことができました。
多くの大会関係者の方々のおかげで素晴らしい大会に参加することが出来てとても嬉しかったです。

大会前の気持ち

今大会は、トゥルのみの試合だったので、一つ一つの動作を見直して、万全の状態で挑めるようにしていました。

大会終了後の気持ち

ベスト8という結果に終わってしまい、悔しい気持ちと、また来年に向けてのモチベーションが高まりました。

これからのテコンドーへの意気込み

これからは、シニアとして競技を行っていくことになるので、これまで以上に考えて練習に取り組み、道場生の目標である存在になれるようにしたいです。

3段トゥル(シニア男子)

松井 新吾3段

目指す目標が高ければ高いほど、到達した時の景色は特別なものだと思います。
今大会の決勝戦で、10年前から負け続けている相手に負け目の前の「壁」を越えることが出来ませんでした。
大会前日までより良いトゥルにしようと練習を続けて挑んだので悔いはありませんが、まだまだテコンドーに向ける気持ちと稽古が足りなかったことが悔しくてたまりません。
ただ、全日本のコートで全日本の選手たちと緊張感をもってテコンドーをすることがこの世の何よりも私にとっては楽しいです。
また、稽古を通して自分自身を鍛え、特別な景色を見れるようになるのが楽しみで仕方ありません。
今大会を終えてまたテコンドーにハマりました。
最後に応援に来てくれた荒川の稽古生の皆さんに心より感謝をします!

多羽田 典宏3段

大会を通じて感じたこと

今まで自分なりに頑張ってテコンドーを修練してきたつもりでしたが、今回全日本に個人で出場して入賞する選手の強さ、レベルの高さを肌で感じ、自分の未熟さを痛感しました。

大会前の気持ち

エントリーしてから数ヶ月練習したことを最大限発揮することだけを考えていました。

大会終了後の気持ち

たくさんの人達に応援してもらったのに負けてしまって悔しいという気持ちでいっぱいです。

これからのテコンドーへの意気込み

一回戦を5対0で負けてしいました。自分に欠けていることが沢山あることを思い知りました。 これからはそれらを一つ一つ克服して、より高いテコンドーを目指します。

大谷 悟3段

コロナ禍の中、大会を開催して頂いたことを、大会実行委員会、スタッフ、その他関係者の皆様に感謝申し上げます。

選手として大会に出場することに慣れると、大会が行われることは当たり前のように感じてしまいますが、今大会のように開催が危ぶまれる事態になることで、改めて大会が開催されることは当たり前ではなく、多くの方のご尽力によって開催されるものだと感じることが出来ました。

そういった意味では、コロナ禍は当たり前の大切さに気付かせてくれる側面もあるのでは。と感じています。

トゥル競技については、数年前から勝ち負けを気にせず自分が良いと思うトゥルを行おうと決めており、結果は後から付いてくるものだと考えていました。

今大会ではBEST8で入賞することは叶いませんでしたが、それよりも自分が良いと思うトゥルがまだまだ出来ていないことを反省しています。

全日本大会パンフレットのコラムに大会競技運営委員長 田中彰師範が寄稿されていたように、競技が独り歩きしたようなトゥルを行うのではなくトゥルの本質を追えるよう日々の修練に励みたいと思います。

最後になりましたが、大会当日に応援に来て下さった道場生の皆様、本当にありがとうございました。

これからも共にテコンドーの修練に励んでいきましょう。

4段トゥル(シニア男子)

許 智 成4段

大会前の気持ち

全日本大会には9年ぶりの参加でした。
年末の荒川区大会出場を機に、全日本大会に向けて徐々に練習量を上げていくつもりが、体調不良や仕事でのコロナ対策が優先だった為、正直精神的にキツかったのか、大会前日になってもあまり試合の事だけに意識しなかったこともあり、良い緊張感でいられたかと思います。

大会終了後の気持ち

試合が終わって正直ホッとした気持ちといくら練習量が足りなかったとは言え負けた事への悔しさとか、試合中の駆け引きなど、大会が終わったあと、頭の中に過去の経験事が蘇った感じがしました。
大会を通して自分自身にはとても良い刺激になったと思います。
また、準決勝の対戦相手のロスティスとの試合では、過去世界大会に出場してた時の懐かしい感じがしました。

これからのテコンドーへの意気込み

船水 健二4段

コロナ禍の中、全日本大会を開催して下さり、大会運営者また関係者の皆さまに本当に感謝を申し上げます。
今回の全日本大会はトゥルのみの大会、そして、全日本ジュニア大会と同時開催となりました。
結果としては決勝で負けてしまい準優勝となりましたが、今出来る自分のトゥルが出来たと思います。
ただそれでは足りないという事、また試合では練習以上のものは出せない事、試合を通して自分が来年の全日本までに今からやらなければいけない事がわかりました。
今回のこの結果を生かすも殺すも自分次第なのでまた練習に励んで行きたいと思います。

また、ジュニアの試合について、今回たくさんの稽古生が出場し、本当に良い試合をしました。優勝したメンバー、メダルをとったメンバー、あともう少しでメダルに届いたメンバーといますが本当にみんな頑張りました。
勝った負けたはありますが、それよりも昔は代々木に自分の試合を応援に来ていた稽古生と今では一緒に代々木の舞台で試合に出れた事を本当に嬉しく思いますし、自分にとっては最高の日になりました。
来年は稽古生に自分が優勝する姿を見せてあげたいと心から思います。

大島 勝4段

第32回全日本テコンドー選手権大会男子トゥル4段の部に出場させて頂きました。
コロナ禍において大会を開催してもらえたことに本当に感謝します。
例年とは異なりトゥルのみの開催ではありましたが、会場は、運営スタッフ、観客席、選手が一つになり集中して競技が行われ、皆の想いが詰まった内容の濃い大会だったと思います。
私個人の結果はベスト8で入賞はできませんでしたが、色帯の時から指導していただいた師範と同じ舞台に立てたこと、また、大会までの努力と充実した日々を過ごせたことに嬉しく満足しています。
これからも、指導者として、また、一稽古生、一選手として、皆さんと共に修練していきたいと思います。ありがとうございました。

江田 弥寿弘4段

この度は、第32回全日本テコンドー選手権出場の機会を与えて頂きまして、誠にありがとうございました。
私は、4段トゥル(型)に出場し、結果は残せませんでしたが、様々な面で学ぶことができました。
この度の貴重な経験を糧とし、日々、精進して参りたいと存じます。
今後とも、ご指導の程よろしくお願い申し上げます。
第32回全日本テコンドー選手権主催者の皆様、また、選手及び応援にいらして頂きました皆様に改めまして、感謝致します。