テコンドーでは、審査を経て、帯の色が変わっていきます。
「何色の帯がいちばん上なのか」
「黒帯になるまでどれくらいかかるのか」
は、お子さまの習い事を探す保護者の方も、ご自身で始める方も、気になるところだと思います。

この記事では、ITFテコンドーの級と段の順番、黒帯までの道のりをお伝えします。

こんな方におすすめの記事です

  • テコンドーの帯の色と、級・段の順番を知りたい方
  • 黒帯までにどのくらいかかるのか、見通しを持っておきたい方
  • お子さまが帯を目標に続けられそうか、確かめたい保護者の方

この記事の監修者

ファラン朴武館の指導者 船水健二

船水 健二(ふなみず けんじ)師範

  • 日本国際テコンドー協会 師範/五段

主な実績

  • 世界大会 個人トゥル(型)金メダル
  • 全日本大会 優勝10回以上
  • テコンドー歴 35年/指導歴 23年

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    ITFテコンドーの帯の色

    ITFテコンドーの帯は、白から始まり、黄・緑・青・赤と進み、最後に黒帯になります。
    級は10級からスタートして、数字が小さくなるほど上です。
    1級の次が、黒帯の1段です。

    帯帯の色級・段
    テコンドーの帯 10級(白帯)白帯10級
    テコンドーの帯 9級(白帯に黄色ライン)白帯に黄色ライン9級
    テコンドーの帯 8級(黄帯)黄帯8級
    テコンドーの帯 7級(黄帯に緑色ライン)黄帯に緑色ライン7級
    テコンドーの帯 6級(緑帯)緑帯6級
    テコンドーの帯 5級(緑帯に青色ライン)緑帯に青色ライン5級
    テコンドーの帯 4級(青帯)青帯4級
    テコンドーの帯 3級(青帯に赤色ライン)青帯に赤色ライン3級
    テコンドーの帯 2級(赤帯)赤帯2級
    テコンドーの帯 1級(赤帯に黒色ライン)赤帯に黒色ライン1級
    テコンドーの帯 1段(黒帯)黒帯1段

    一覧のとおり、白・黄・緑・青・赤の帯は、それぞれ2つの級に分かれています。
    9級・7級・5級・3級・1級の奇数の級は、その色の帯に、次の帯の色のラインが入ります。
    たとえば9級は白帯に黄色ライン、1級は赤帯に黒色ラインです。

    帯の色の意味|色ごとに込められた思い

    ITFテコンドーの帯の色は、植物が芽を出し、大きな木へと育っていく様子にたとえられるといわれています。
    色が変わるたびに、少しずつ成長していることを示しています。

    帯の色意味
    白帯
    白帯
    何にも染まっていない、まっさらな状態を表しています。ここからスタートします。
    黄帯
    黄帯
    大地を表しています。植物が芽を出して根を張るように、テコンドーの土台をつくる段階です。
    緑帯
    緑帯
    植物の成長を表しています。技が少しずつ身についてくる頃です。
    青帯
    青帯
    空を表しています。空へ向かって伸びていくように、さらに上をめざします。
    赤帯
    赤帯
    高く伸びた枝に実る「赤い実」に例えられることもあります。また、危険を知らせる色ともされ、自分の力をおさえる心を表しています。
    黒帯
    黒帯
    白の反対の色で、テコンドーが十分に身についたことを表します。また、暗さや怖さにも動じないことを表しています。

    帯を1本ずつ進むことは、一歩ずつ成長していくことでもあります。

    「級」と「段」はどう違う?

    ホンチョンくん

    級と段って、どう違うんですか?

    船水健二師範

    級は、黒帯になるまでの段階です。10級から始まり、1級まで数字が小さくなっていきます。
    段は、黒帯になってからの段階です。1段から始まり、数字が大きくなるほど上です。
    つまり、「級は減っていき、段は増えていく」と覚えておくと分かりやすいです。

    黒帯まではどのくらい?|道のりの目安

    黒帯までの目安は人によりペースは様々ですが、週に2〜3回稽古をする方で4年程度とされています。

    ただし、これはあくまで目安です。
    稽古の回数や、本人の努力によって変わります。

    なお、協会の昇段審査課題(2026年1月改正)では、小学生は1段まで、中学生・高校生は2段まで受審できるとされています。
    小学生のうちに黒帯(1段)を目指すことも、制度上は可能です。

    黒帯のその先|段位は1段から9段まで

    黒帯は、ゴールではなく入口です。
    段位は、1段から9段まであります。
    黒帯になってからも、新しいトゥルを一つずつ学んでいきます。

    受ける審査審査で行うトゥル
    1段(黒帯になる審査)ファラン、チュンム
    2段クヮンゲ、ポウン、ケベク
    3段ウィアム、チュンジャン、チュチェ
    4段サミル、ユシン、チェヨン
    5段ヨンゲ、ウルチ、ムンム
    6段ソサン、セジョン
    7段トンイル

    トゥルは全部で24あり、最後のトンイルは7段の審査で行います。

    大人の方にとっては年齢も気になると思います。
    協会の昇段審査課題では、40〜49歳は「ベテラン」の区分になります。

    50歳以上は、組手(マッソギ)と試割りは基本的に行いません。
    年齢に応じて課題が変わるので、「歳だから黒帯は無理」とは言えません。

    よくある質問

    Q
    テコンドーの帯は何色ありますか?
    A

    ITFでは、白・黄・緑・青・赤・黒の6色です。
    10級の白帯から始まり、白・黄・緑・青・赤の帯がそれぞれ2つの級に分かれていて(奇数の級は次の色のラインが入った帯)、1級の次に黒帯になります。
    団体によって違うため、他の団体の帯の色とは異なる場合があります。

    Q
    級と段はどう違いますか?
    A

    級は黒帯になるまでの段階で、10級から1級まで数字が小さくなります。
    段は黒帯になってからの段階で、1段から9段まで数字が大きくなります。

    Q
    黒帯までどのくらいかかりますか?
    A

    人によってペースは様々ですが、週に2〜3回稽古をする方で4年程度が目安です。

    Q
    子どもでも黒帯は取れますか?
    A

    ITF-JAPANの昇段審査課題では、小学生は1段(黒帯)まで、中学生・高校生は2段まで受審できるとされています。
    審査の前には、道場で仮昇段審査を行います。

    Q
    年齢が上がってからでも黒帯を目指せますか?
    A

    目指せます。協会の昇段審査の課題は、年齢に応じて内容が変わります。
    まずは10級の白帯から、一つずつ進んでいきます。

    まとめ

    • ITFの帯の色は、白・黄・緑・青・赤・黒の順。
      級は10級から1級、その先が黒帯の1段〜9段です。
    • 級は数字が減るほど上、段は増えるほど上です。
    • 黒帯までは、週に2〜3回の稽古で4年程度が目安です。
      黒帯の先にも、段ごとに学ぶトゥルがあります。

    帯の色が変わっていく道のりを、まずは道場の稽古を見るところから始めてみませんか。